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セーフティーバントの成功率は1割にも満たない。打率より成功率の低いことをする必要がある?/元西武・平野謙に聞く

 

読者からの質問にプロフェッショナルが答える「ベースボールゼミナール」。今回はバント編。回答者はゴールデン・グラブ賞に9度輝いた名手、元西武ほかの平野謙氏だ。

Q.私は打率が.300くらいで、セーフティーバントの成功率は1割にも満たないと思います。それでもコーチに勧められるのですが、打率より成功率の低いことをする必要があるのでしょうか?(東京都・17歳)

確率が大事なのではなく、仕掛けること自体にも意味はある


A.打率と言うものは、あくまで“ならした”数字です。たとえ成功率が低くても、やることに意味はある

 打率.300はすごい数字ですし、質問者の方が疑問を持つのは分かります。ただ、コーチの言っていることも私には共感できるのです。おそらくコーチはセーフティーバントを成功させろと言っているわけではないと思います。選択肢として持ってほしいのではないでしょうか。現役時代の私のように・・・

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