読者からの質問にプロフェッショナルが答える「ベースボールゼミナール」。今回は内野守備編。回答者は現役時代、巧みな二塁守備で鳴らした、元巨人の篠塚和典氏だ。 Q.少年野球の指導をしていますが、一塁手は打撃重視で守備がおろそかになってしまいます。一塁守備の基本練習やオススメの練習法があれば教えてください。[静岡県・匿名希望・38歳] 守備の不安をなくしておくことは打撃にとっても重要だ。
A.一塁の守備は内野陣全体の守備力に直結するので重要。守備に不安があれば打撃にも影響を及ぼしてしまう。 まず、一塁の守備力というのは内野陣全体にとってとても重要なものです。内野がゴロを処理するときは、最後に一塁へ投げてしっかり捕球してもらわなければアウトを取ることができないわけですから、当然です。
だからこそ、一塁にはほかの内野手に「どんな送球でも捕ってくれる」という安心感を与えることが必要になります。ほかの内野手と同じように打球を処理しなければならないですし、打者との距離が近いため速い打球に対応できる俊敏性も求められます。一塁キャンバスに・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン