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柳町達コラム

柳町達コラム 最終回 2023年シーズンの『到達点』「自分の中で整理がついて、対ピッチャーというところでも冷静でいられた」

 

月ごとに技術面、精神面それぞれにおいて“どんな変化=成長があったのか”を振り返ってきた、若鷹の成長記録コラムも、今回で最終回。最後は2023年シーズンを総括してもらい、柳町達選手が行き着いた“到達点”がどこだったのかを、まとめてもらいました。

ソフトバンク・柳町達


 毎月、振り返ってきたこのコラムも、ついに最終回を迎えました! 最後は2023年シーズンの総まとめです。今季はシーズン前に自分が思い浮かべていたよりも、良かった点もあれば、悪かった点というか、もうちょっとできたなと思うところもすごくありました。ただ、その中でもまず、すごく感じたこと。22年シーズンはケガをしたり、体力面ですごくキツさを感じた部分があったんです。それが今季はケガなく終わることができた。すごく思い描いていたというか、目標にしていたところではあったので、そこを達成できたのは大きかったかなとは思います。

 僕自身、22年シーズンが終わってから、体力面を強化すべく、体幹を意識したトレーニングだったり、体の使い方だったりに気を配ってやってきたところが結構あったので。そのオフシーズンの取り組みというところは、すごく生きたのかなと思いますね。

 ほかに良かった点としては、出塁率に関して。.375と数字も残せましたし、自分としても選球眼は売りにしているところではあるので、いい形で終われたんじゃないのかなと。昨季も.357で悪い成績ではなかったので、2年連続で3割5分以上、しかも今季は昨季の数字を超えられたというところでは、良かったですし、すごく自信にもなりました。

 その分、三振数が多いのは、昨季に引き続き、どうしても気になるところではあるのですが、正直、フォアボールが多いと、やっぱり三振数も多くはなってしまうところがあるので。とはいえ、多いというのは僕自身、感じてはいるので、やっぱり甘いボールに関してはしっかりと一発で前に飛ばせるように。それができているときと、できていないときがあった。高い確率で仕留められるようにしていかないといけないですね。

 また・・・

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柳町達の成長“月誌” 4年目の到達点

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着実に歩むレギュラーへの道。その過程で生まれるさまざまな“思い”をソフトバンク・柳町達がリアルに語る!

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