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荒木大輔のPitching Analysis

ソフトバンク・スチュワートJr. 質の高い直球を生かすために変化球の精度向上は必須 それがかなえば先発陣の軸になれる/荒木大輔のPitching Analysis

 

直球の制球力も高いとは言えないが、今は球威を生かしてストライクゾーンに投げ込むことを考えればいい[写真=太田裕史]


 未完の大器が来日初勝利を果たしました。2018年のMLBドラフトでブレーブスから1巡目(全体8位)で指名されるも、右手首のケガが発覚し契約で折り合わず、短大を経て鳴り物入りで19年5月にソフトバンクに入団したカーター・スチュワート・ジュニア投手です。5年目の今季、通算9度目の先発となったのが、7月26日のオリックス戦(京セラドーム)でした。

 そのピッチングの印象は、とにかく速くて、強い直球。今季は最速160キロ、平均球速154キロを誇っています。ただ速いだけではありません・・・

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荒木大輔のPitching Analysis

荒木大輔のPitching Analysis

高校時代は甲子園で活躍、プロ入り後は主にヤクルトで現役生活を送り、西武、ヤクルト、日本ハムでコーチを務めた荒木大輔氏が鋭い視線でピッチングを分析する。

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