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荒木大輔のPitching Analysis

西武・平良海馬 ボールゾーンでも打者が振ってしまう キレのある直球を巧みに操る怪腕/荒木大輔のPitching Analysis

 

力強い直球を軸に日本ハム打線を抑え込んだ平良[写真=桜井ひとし]


 高めに投げ込む直球は惚れ惚れするほど威力がありました。8月25日の日本ハム戦(ベルーナ)、西武先発の平良海馬投手は8回3安打無失点と日本ハム打線を封じ込み、5対0の勝利に貢献しました。

 初回、先頭の奈良間大己選手に初球を左中間に運ばれ、いきなり二塁に走者を背負います。しかし、松本剛選手を遊ゴロ、郡司裕也選手を空振り三振、清宮幸太郎選手を二ゴロに打ち取り、ゼロで切り抜けました。2回も先頭の万波中正選手にストレートの四球を与えますが、王柏融選手、野村佑希選手を連続空振り三振。古川裕大選手に中前打を浴び、二死一、二塁となりますが、上川畑大悟選手は二ゴロに仕留めました。走者を出すとギアを上げるピッチングで波に乗っていきます。

 日本ハム先発の上沢直之投手も・・・

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荒木大輔のPitching Analysis

荒木大輔のPitching Analysis

高校時代は甲子園で活躍、プロ入り後は主にヤクルトで現役生活を送り、西武、ヤクルト、日本ハムでコーチを務めた荒木大輔氏が鋭い視線でピッチングを分析する。

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