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荒木大輔のPitching Analysis

西武・隅田知一郎 高低、内外、奥行きを使える投球 打者にとって攻略困難の左腕/荒木大輔のPitching Analysis

 

8回4安打11奪三振で9勝目を挙げた隅田。無四球とコントロールもさえた[写真=菅原淳]


 オリックス打線は付け入る隙がありませんでした。西武の3年目左腕・隅田知一郎投手が素晴らしい投球を見せて、3対1の勝利に貢献しました。昨年まではいいときと悪いときの差がはっきりとしている印象がありました。それにコーナーを狙い過ぎて、結果的にボールとなって、投球を苦しくしてしまう。“独り相撲”をしてしまうことが多かったように思いますが、この日のピッチングを含めそういったことが少なくなったように思います。

 この試合でも初回に1点を許しましたが、これは先頭の大里昂生選手の打ち取ったボテボテの三ゴロが内野安打となり、それがきっかけとなったもの。三塁まで進まれ、犠飛で先制されましたが慌てることはありません。同点に追いついた直後の2回も・・・

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荒木大輔のPitching Analysis

荒木大輔のPitching Analysis

高校時代は甲子園で活躍、プロ入り後は主にヤクルトで現役生活を送り、西武、ヤクルト、日本ハムでコーチを務めた荒木大輔氏が鋭い視線でピッチングを分析する。

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