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くふうハヤテ・野口泰司 “四度目の正直”を目指して「自分もさらに向上できる」

 

くふうハヤテ・野口泰司


 背番号35の真新しいユニフォームが、グラウンドで着々と準備を進めている。ファンがその背中に熱い視線を送り続け、期待の高さを感じられた。4月30日、くふうハヤテは野口泰司捕手の入団を発表。社会人野球・NTT東日本でプレーし、主将を務めたU-23日本代表では昨秋、『WBSC U-23ワールドカップ』で優勝を果たした。4月10日のトライアウトで合格した新戦力は、高校・大学・社会人と3度のドラフト指名漏れを経験した苦労人でもある。

 実はトライアウトを受験するまで、くふうハヤテというチームをほとんど知らなかったと話す野口。ファームとはいえ、1年を通してセ・パ12球団と対戦する球団に「プレーの質の高さを感じたし、自分もさらに向上できる」と確信した。NTT東日本は3月で退社しており、その後は公園やバッティングセンターで己を磨き、トライアウトを迎える。当日はスローイングの速さやブロックといった守備能力の高さを見せ、合格をつかんだ。扇の要を務める以上、仲間との意思疎通は欠かせない。試合では早速・・・

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