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スージー鈴木の球さわぎの腰つき

スージー鈴木コラム 第37回「『珍プレー』より『好プレー』が見たいんだ、私は」

 

宇野勝のヘディング」が別格的なのは、とにかくボールがよく跳ねたことで、最終的にレフトフェンスにまで転がった。ボールがポトンと落ちる他の「ヘディング」とは格が違う


 さる12月5日、フジテレビの年末恒例番組『中居正広のプロ野球珍プレー好プレー大賞』が放送された。

 内容を詳しく記すと「オープニング珍」「ハプニング珍[1]」「甲子園100周年珍」「パフォーマンス珍」「青木宣親珍」「MLB珍」「祝・両リーグMVP! 大谷翔平」「新庄剛志珍」「痛い珍」「ハプニング珍[2]」、そして「好プレー」。

 いやいや、これは「珍プレー好プレー」ではない。『プロ野球珍プレー大賞(ちょっとだけ好プレー)』ではないか。

 その上、ケバケバしいセット、多過ぎる出演者、せわしない構成、見ていて疲れてしまった。

 「珍プレーの時代」は・・・

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スージー鈴木のスタンド視点による文系野球エッセイ

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