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小笠原道大コラム

小笠原道大コラム 第3回 ルーキー「打球が前に飛ばなかった新人時代にコーチが掛けてくれた言葉とは」

 

1997年、捕手として日本ハムに入団した筆者


 この号が発売されるころは、早開幕3週間。DeNAのルーキー・度会隆輝選手は、開幕スタメンでホームランを放つというド派手なデビュー戦を飾り、ファンを沸かせてくれました。ほかにも巨人佐々木俊輔選手、西武武内夏暉投手ら、シーズン初めからいかんなく実力を発揮しているルーキーがいて、今後が楽しみです。

 さて今回は、そんな「ルーキー」にまつわる話をしていきましょう。まずは私の、ルーキー時代の思い出からです。

 私は1996年11月のドラフト会議で日本ハムに3位指名されました。この年は1位が矢野諭投手(帝京五高=18歳)、2位が今井圭吾投手(逆指名、近大=22歳)、3位が小笠原道大“捕手”(NTT関東=22歳)、4位が生駒雅紀投手(日立製作所=22歳)、5位が・・・

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