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小笠原道大コラム

小笠原道大コラム 第62回 年を取るということ「加齢による体の変化とどう向き合い、対処すべきか」

 

巨人時代の2011年5月13日、バリントン投手[広島]から死球を受けた際の筆者


 昨今、30歳といえば「まだまだこれから」という年齢。しかしプロ野球選手の場合、30歳になるかならないかで、すでに「ベテラン」と呼ばれてしまいます。とはいえ、年齢的な“限界”は一人ひとり違います。今、現役の選手には「29歳になったから」とか「30歳を超えたから」とか、年齢でひとくくりに考えないでほしいと思います。

 年齢とともに視力が衰えるとはよく言われることですが、私の場合、視力の衰えを実感したのは、現役引退後のことでした。晩年になっても、調子がいいときは打つ瞬間、150キロの球の縫い目が見えました。もともと視力は良かったし、中日時代の測定でも「視力も動体視力も高いほう」だと診断されていました。

 さかのぼれば日本ハム時代の2005年・・・

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