
現地時間5月26日、ガーディアンズ戦の5回に四球で出塁し、その後二塁を陥れた
現地時間5月30日、ドジャー・スタジアムでのヤンキース戦だった。昨年のワールド・シリーズ以来となる東西の名門対決。注目を浴びれば浴びるほど、千両役者ぶりを大いに発揮するのが
大谷翔平だった。相手の主砲・ジャッジの打撃に呼応するように1回に21号を放てば、6回には再び豪快な22号。チームを逆転勝利に導き「全体を通して両チームとも素晴らしいゲームだったと思う。昨年のワールド・シリーズで戦った相手。やっぱり特別な雰囲気がある。逆転で勝つというのは、いつやってもいいもの」と喜びに浸った。
1回表、ア・リーグで昨季の最優秀選手(MVP)に輝いたジャッジが鮮やかな先制ソロを放った。その裏だ。お返しとばかりに、大谷は中堅左へと豪快な一撃。ドラマのような本塁打の競演に球場内は大盛り上がりを見せた。試合前まで30球団トップの防御率を誇っていた左腕フリードの初球を完璧にとらえ「両チームにとって、いいスタートだったと思う。本塁打で1点を取られた後にすぐに取り返すというのはゲームを運ぶ上で大事」とうなずいた。
2対5の6回は先頭打者として3ボール1ストライクからの真ん中高めの直球をかち上げた。右翼手のジャッジの頭上を越すソロは反撃の糸口に。その後も打線がつながって・・・
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