
フットワークを確認する意味だけではなく、モチベーションが上がらないときにもキャッチャー以外のポジションの練習に参加することもあるという
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プロ野球は、レギュラーシーズンだけでも143試合を戦う長丁場です。プロ野球選手である以上、どんなときでも心身ともに万全の状態で試合に臨むことが求められます。しかし、人間ですから、どうしても心の浮き沈みは避けられません。プロ野球選手として8年、この世界に身を置いていますが、正直「今日は練習をしたくないな」と思うこともあります。では、そこからどうやってモチベーションを上げるのかと問われれば、今も試行錯誤を繰り返している状況です。
ただ、一つ言えるのは、これまで野球を続けてこられたのは、何よりも野球が好きだからです。だからこそ、気持ちが沈んでいるときには、「野球を楽しむ」という原点に立ち返るよう心掛けています。結果を求められるこの世界では、結果が出なければモチベーションは低下しますし、試合に出られなくなれば、さらに落ち込みます。しかし、そんなときこそ「楽しむ」という方向へ考えを転換することで、野球少年に戻ったかのような純粋な気持ちになれる。今、この厳しいプロの世界でなんとか踏ん張れているのは、この考え方のおかげかもしれません。
日々の練習も「野球を楽しむ」という気持ちで取り組んでいます。ただ上達するためだけに機械的にこなすのではなく、楽しんで練習することが結果的に自身の成長につながると信じているからです。モチベーションが下がっているときには気分転換として・・・
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