
8月に入り打撃の調子が上向きに。残りシーズンも守備、打撃ともにチームに貢献していく[写真は8月15日の中日戦[ナゴヤドーム]で今季1号を放ったときのもの]
プロになるための決断
8月に入り、打撃の調子が少しずつ上向いてきました。今年はなかなか結果が伴わず、もがきながら何とか改善しようと試行錯誤してきました。その中で自分自身でも「こうなりたい」と思い描いていた部分が、ようやく形として表現できるようになってきた感覚があります。また、昨年9月に受けたデッドボールの影響も少なからず残っていたと思います。打ちにいった際にデッドボールを受けて骨折した経験があったので、どうしてもその残像が頭にあり、正直「打ちにいく怖さ」がありました。そのために無意識にかかと重心になってしまっていたのです。もちろん今でも完全に払拭できたわけではありませんが、最近は「当たったら仕方ない。それで骨折したら自分の避け方が悪かったと受け止めるしかない」と思えるようになってきました。残りシーズンも少なくなってきましたが、チームの勝利に貢献できるよう全力を尽くしていきたいと思っています。
今回は
前回に続いて、独立リーグ時代のことを振り返りたいと思います。
高校卒業後、当初は大学進学を考えていました。ところが高校3年の2月、進学予定だった大学へ練習参加した際、キャッチャーがすでに多く在籍していて、そのまま進学してもキャッチャーはできない状況でした。自分としてはプロを目指す以上、キャッチャーで勝負するしかないと考えていましたから、新しい環境では必ずキャッチャーでスタートを切りたかったのです。もしかしたら1年経てばチャンスは巡ってきたかもしれませんが・・・
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