
リードの中心は投手に気持ちよく投げてもらうこと。そのためには信頼関係の構築が必要不可欠となる[写真=大賀章好]
まずは投手最優先
セ・リーグは
阪神が圧倒的な強さで優勝しました。あらためて振り返ってみて今年の阪神は攻撃も守備も、そしてピッチャーも隙がなかった上に、選手の離脱がほとんどなかったことが大きな要因だと思います。それに加えて
藤川球児監督の采配もあるのでしょうが、選手一人ひとりが考えて野球をしているように感じました。作戦を含め、何をするべきか、何をしてはいけないかというのを、一番から五番に固定されていた5人(
近本光司、
中野拓夢、
森下翔太、
佐藤輝明、
大山悠輔)が体現していました。クライマックスシリーズのファイナルステージで戦い、勝てるように準備をしていきます。
また9月11日に甲子園で行われた阪神戦では、ベイスターズファンだけでなく阪神ファンの皆さんからも誕生日を祝っていただき、ありがとうございました。あんなに多くの方に祝っていただくことなんてないので、すごい幸せでした。27歳、これからも頑張っていきます。
今回はこのコラムの担当編集の方からキャッチャーの大きな仕事である「リード」について触れてほしいというリクエストを受けたので、自分なりのリードの基本をまとめてみます。
キャッチャーが配球を考える際に考慮することが大きく分けて3つあります。簡単にまとめると・・・
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