週刊ベースボールONLINE

綱島理友のプロ野球ユニフォーム物語

プロ野球ユニフォーム物語 第49話「オリックス・バファローズ編 Vol.5」

 

イラスト=イワヰマサタカ


 戦後、職業野球の球団で最も早く復活したのが阪急軍だった。

 1945年8月15日の終戦の日からわずか数週間後の9月。親会社である京阪神急行電鉄(戦時中に阪神急行電鉄と京阪電気鉄道が合併してこの名称となった)の社内で復活に向けての動きが始まっている。

 本拠地の西宮球場や合宿所の甲武館も空襲をまぬがれ、そのままの形で残っていた。さらに後楽園、神宮、甲子園などの球場はGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)に接収されたが、西宮球場はそれもまぬがれた。甲武館は居住施設が整えられ、次々と復員した選手たちが戻ってきた。多くの都市が空襲により焦土と化した状況で、合宿所は選手たちにとって最適な落ち着ける場所となった。他球団に復活のメドが立たない中、東京巨人軍の前川八郎青田昇、旧東京セネタースの西鉄軍から野口明、二郎兄弟なども集まって来た。

 西宮球場にはスタンド下の倉庫に・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

綱島理友のプロ野球ユニフォーム物語

綱島理友のプロ野球ユニフォーム物語

職業野球として日本のプロ野球が創設された戦前の時代から、プロ野球で使用されたユニフォームすべてを網羅した図鑑が完成するような連載

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング