日本人で、エースとしてシーズンを通してチームを引っ張った投手は多くはない。2016年の岩隈久志は見事だった。本来のエース、フェリックス・ヘルナンデスがケガで離脱する中、5月中旬から8月中旬まで13勝3敗と勝ち頭として先発ローテを守り抜いた。終盤はプレーオフ出場をかけ激戦が続き、9試合で2勝5敗だったが、うち6…