終ってみれば4勝1敗1分けの圧勝だったソフトバンク。ただ、どの試合も内容的には接戦だった。ではなぜ、流れを広島に渡すことなく日本一に輝いたのか。工藤公康監督の「勝つため」の采配に応えたナインがいた。 文=喜瀬雅則 第5戦でストッパー・森を8回途中から投入し、イニングまたぎをさせた。これが延長10回の柳田のサ…