最速156キロの直球を投じながら、5つの球種も変幻自在。中でも“高速カットボール”に舌を巻く打者は数多いが、球速が出るワケは投じる“意図”とボールの“握り”にある。 取材・構成=鶴田成秀 写真=太田裕史 カットボールを覚えたのは1年目のシーズン(2017年)が終わってから。オフに取り組み始めたのですが、動機は「小さ…