ベイスターズを頂点まで導けるのはこの男しかいない。ポテンシャルは間違いなく日本人左腕ではトップクラス。しかし、プロ3年目の昨年、大スランプに陥った。どん底からの見事なカムバック。その要因となったものとは──本人の声に耳を傾けてみると、そこには独特な技術観が広がっていた。 取材・構成=滝川和臣 写真=幡原…