剛速球というより、新人ながら完成度の高いピッチングを誇った“勝てる投手”だった。1年目から20勝を挙げ、入団5年で99勝。瞬く間に球界を代表するエースに成長したのだが……。 制球力、投球術も抜群だった 下関商高時代、2年春のセンバツ甲子園で全国制覇。夏は左肩を脱臼しながら甲子園準優勝を飾った。3年はセンバツが…