1980年代後半、江川卓、西本聖のあと、巨人の先発陣の中心を担ったのが斎藤雅樹、桑田真澄、槙原寛己(※通算勝利数順)のいわゆる“三本柱”だった。初めて3人がそろって2ケタ勝利を挙げた89年以降、競い合うように勝利数を伸ばしていったが、果たして誰が“エース”だったのか。当事者でもある斎藤氏と、彼らをリードした村田真…