「“捕手”よりも“補手”であれ」とキャッチャーの本質を喝破したのは“生涯一捕手”の野村克也氏だが、平成と令和で捕手の技術や役割の変化はあるのか。高卒1年目、平成元年の1989年に一軍デビューを果たし、平成27年の2015年まで捕手として史上最多2963試合を果たした谷繁元信氏に聞いた。 取材・構成=小林光男 写真=BBM 現…