サードに対するこだわりとともに、背番号への思いも強い。願って止まなかった憧れの人の代名詞、奇しくもそれは、鷹の打者にとっても意味深いものだった。 ソフトバンクの「3」はスラッガーの毛色が濃く映る。それを強く印象付けたのが平成唯一の三冠王・松中信彦(2000~15年)だ。入団時は「26」を着けたが、1999年に23…