昨春からチームNo.1打者の象徴である背番号「8」を背負う 「四番、セカンド、中川君。PL学園高校。背番号8」 神宮球場に場内アナウンスが流れるなか、東洋大の右の主砲・中川圭太は素振りをしながら打席へ向かう。両脚を大きく開き、一度腰を落とす。胸の前でバットの両端を持って地面と平行にすると、上半身を右へ捻っ…