阪神が2リーグ制唯一の日本一に輝いた1985年。猛虎打線が打ちまくりつかんだ栄冠には間違いない。だが、この男が最後の砦として9回を締めてきたからこその優勝だった。プロ2年目での栄光の日々を振り返る。 取材・構成=椎屋博幸 リーグ優勝時、木戸捕手と抱き合う中西[奥]の下に、掛布[左奥]と岡田[右]駆け寄って歓喜の瞬…