最速163キロの快速球──。高卒ドライチ右腕に誰もが期待を寄せた。だが、1年目の昨季は開幕から異例の一軍帯同でファームでも実戦登板なし。「投げたかった」と本音を明かす右腕だが、その欲を抑えたのは、今ではなく先を見たから。飢えていたマウンドで今季は3月から実戦登板を重ねているが、そこで見えてきたこともあると…