手にするバットが金属から木製に変わった4年前の入団時から、木材、長さ、重さが変わらないのは、自らの感覚を保ち続けるため。だから、試合以外でも常に同じバットを振り続けるが、昨季から変化が見られ、1試合でも2本のバットを併用。中軸に定着しつつある成長株が、経験を基にバットも進化させていく。 取材・文=鶴田成…