悔しさを押し殺し、岡島秀樹が切り出した。「あの状態で投げても、チームに迷惑がかかる。無理して逆に長引くより、完全に治した方がいいと思った」。ブルペンの柱、精神的支柱として期待された救援左腕。自らつらい決断を下したのは、3月20日のオープン戦・西武戦(横浜)だった。 この試合、4番手として8回に登板し…