気がつけば10年目のシーズンを迎えていた。大卒入団ながら、一軍デビューは4年目と遅く、常に「クビになる」と、常に危機感とともにここまで過ごしてきた。 大きく人生が変わったのが2012年秋、サイドスローへの転向だった。翌年、イースタン・リーグで最多勝を獲得すると、14年、本格的に一軍の戦力となった。その年…