文=大内隆雄 1960年代半ばから70年代初めにかけて阪急で大活躍したダリル・スペンサー元内野手が1月2日に死去した。88歳の高齢だから、来日した64年には、36歳を迎えることになる。当時の阪急のレギュラーでは最高齢で、次がバルボン内野手の31歳だから、当時は「こんなオッサン呼んできて、大丈夫かいな」という声もあっ…