文=平野重治 どんなに弱いチームでも、いやしくも「プロ」と名の付くチームなら、やるときはやるのである。それが、7月26日のヤクルト-中日戦[神宮]でのヤクルトだった。7回表を終わって0対10という試合を、7回裏と8回裏で計10点を奪って同点!しかも、延長10回裏、代打・大松尚逸が右中間にサヨナラ本塁打(11対10)。こん…