今週号のインタビューに登場しているソフトバンクの高卒ルーキー・武田翔太のトレードマークと言えばマウンド上での笑顔だが、今からちょうど半世紀前のプロ野球にも、ニッコリと笑いながら並み居る強打者を牛耳った新人投手がいた。 浪商高を2年で中退し、1962年に17歳で東映入りした尾崎行雄は、1年目にいきなり20…