個人的にプロ野球の試合で最も古い記憶は1983年の日本シリーズだ。巨人と西武による頂上決戦。逆転に次ぐ逆転で名勝負となったシリーズだが、第7戦の7回、無死満塁から西武のテリーが左中間に放った二塁打で、逆転のホームを踏んだ一走・大田卓司の激走が今も脳裏に焼き付いている。 西武が2点リードされて迎えたラッ…