ドラゴンズの背番号29を20年にわたって背負い続けてきた。安定感のある投手ではなく、常に危険が漂うピッチング。それでもゾーンに入ったときの快投は手がつけられなかった。日本シリーズでの“パーフェクト投球”は今もなお語り草だ。すでに中日の二軍投手コーチとして第二の人生を歩み始めている。 取材・構成=牧野正 写真…