オリックスが、ソフトバンクとの激烈な優勝争いを展開していた2014年9月20日、QVCマリンでのロッテ戦でのことだった。3対2とオリックスが1点をリードし、逃げ切りを図った9回裏の守備。守護神・平野佳寿が登板するも同点に追いつかれ、さらに一死一、二塁。ロッテ・岡田幸文のライナー性の打球が、左翼線付近に落ちようと…