歴史は勝者のものだという。それはプロ野球も同様かもしれない。ただ我々は、そこに敗者がいて、その敗者たちの姿もまた、雄々しかったことを知っている。 ---- 翻訳の極端な省略は名物に 現役時代のバルボン。55年に阪急に入団した 外国人選手が勝利の立役者となり、お立ち台に立つと、その傍らには通訳がいる。もちろ…