65年に西鉄入団した池永。筆者が対戦した投手の中でもトップクラスの一人だった[写真=BBM] 「先輩、ええボールっしょ!」 夏の甲子園の真っただ中だ。テレビ中継を見ていると、やはり自分も甲子園を目指して練習に明け暮れていた日々を思い出す。甲子園に出たいがために故郷の広島を飛び出し、大阪の浪商高(現大体大浪商…