筆者が必死の思いで実現させた94年開幕戦のお立ち台。左から落合、斎藤、松井 なぜバットを振り込むか? ある試合で、オチさん(落合博満。以下同)が早い回にタイムリーヒットを打ったとき、珍事は起きた。僕はいつものようにオチさんに「談話」を求めた。オチさんはどうしても勝たなくてはならないこの試合に対しての意気…