現役選手の中で、最後の最後、野村克也氏が最も気に掛けていた選手ではないだろうか。同じような境遇から球界を代表する捕手へと成長を遂げつつある背中に、自らの若き日の姿を重ね合わせていたのかもしれない。 2018年のオフ、週刊ベースボールの企画で対談を行った野村氏[左]と甲斐 “神様”のような存在 言葉一つひとつ…