東映フライヤーズの1962年の開幕2試合目、大毎戦[神宮]の延長10回にプロ初登板を果たした怪童・尾崎行雄は、四番・山内和弘から三振を奪った。NPB公式記録によると空振り三振である 「大したことはない」と山内は言った プロ野球史に残る剛速球投手の話になるとき、必ず名前が挙がる「少年」がいる。高校2年生だった1961…