人気と強さを両立し、4度のリーグ優勝、3度の日本一の栄冠を手にしたのが90年代のヤクルトだ。その中心にいたのが、遊撃手の池山隆寛である。強く明るいのがヤクルトの特徴で、それは野村克也監督の下で全員が“野球”を学んできたからだという。 1995年の日本シリーズでは、第3戦ではサヨナラ3ランを放って優秀選手賞を受賞…