パ・リーグ レース展開予測
黒地は「編集部イチオシ」選手 おなじみの顔触れの争いと予想。
則本昂大は1年目の一昨年から70奪三振増でタイトル獲得と勢いがあり、連続で200奪三振超えが期待される。
金子千尋は右ヒジ手術を受けたことが不安要素だが、問題なく戻ってくることができれば確実にタイトル争いに顔を出すだろう。
だが、今季最も期待値が高いのが昨季3位の
大谷翔平だ。結果だけを見れば179奪三振と上位の2人に大きく差をつけられた印象だが、今季は開幕から先発ローテの軸での活躍が求められているだけに登板数は確実に増えるはず。昨年9月5日の
楽天戦(札幌ドーム)で日本人最速の162キロをマークした速球と、低めに制球された変化球を武器に打者を圧倒する。
そして注目したいのが
西武の
郭俊麟だ。最速150キロの直球と、NPB1年目で、打者が不慣れなことも追い風となるだろう。
編集部イチオシ!2015年の主役候補
西武・郭俊麟~張誌家の再来~

■1992.2.2=23歳■位置=投手■球歴=西苑高-国立台湾体育運動大
大崩れしそうでしない――。3月18日、楽天戦(西武プリンス)に先発した郭俊麟は6回途中まで楽天打線に10安打を浴びたが、何とか3失点に抑えた。「課題だったスライダーをきちんと投げることができました」と本人は苦しみながら手応えをつかんだ様子。
田邊徳雄監督も「苦しんだけどだんだん良くなっている」と合格点を与えて、先発ローテーション入りも明言した。
国立台湾体育運動大から今季西武入りした右腕。マウンド度胸も武器で内角にもズバズバと投げ込む投球スタイル。状態が上がり、チェンジアップの抜け具合がさらに良くなれば快投を繰り広げる予感は漂う。
思えば2002年・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン