今春未登板も評価不変のサウスポー

順調な回復を見せる現在。秋のリーグ戦は万全でいける」と語る
一部の優勝争いを経験したあと、入れ替え戦の苦しみも味わった2年時。昨秋は全国優勝。そして今春は故障離脱。なんとも波瀾万丈な大学野球人生を歩んでいる
今永昇太は、秋の復活を目指して淡々と練習に取り組んでいる。
開幕前、左肩腱板を痛めたドラフト1位候補左腕。春の東都大学リーグ戦が行われていた神宮球場のスタンドには、制服で試合を見守る今永の姿があった。大学ジャパンのエースと期待されていたが、3月に左肩腱板の炎症による戦線離脱。開幕戦となった4月7日の拓大との1回戦ではベンチ入りこそしていたが、グラウンドジャンバーを着込んだままキャッチボールすらしないまま。試合後に故障したことを明かした。
「痛みが続いたのでキャッチボールもしていない。メドもまったく分からない状態。ここに来て、自己管理の甘さが出てしまった」
これまで病名のつくような故障はしたことがなかったという。声をかければ「元気です。体的には今のところ問題ないですよ」と気丈に振る舞っていたが、チームは2季連続優勝を果たせず歯がゆさをにじませていた・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン