ベースボール・マガジン社が大原運動公園野球場の施設命名権契約

大原運動公園命名権の契約を結んだベースボール・マガジン社の池田哲雄社長[左]と南魚沼市の井口一郎市長
新潟県南魚沼市は3月27日、ベースボール・マガジン社と大原運動公園野球場の施設命名権(ネーミングライツ)契約を締結したと発表し、市役所で同社と調印した。契約期間は4月1日から3年間となる。球場の新名称は「ベーマガSTADIUM(スタジアム)」となる。
2014年5月、南魚沼市に完成した大原運動公園は両翼100メートル、センター122メートルで、3000人の観客席を備えている。これまでBCリーグの公式戦や東京六大学野球オールスター戦などが行われた。今年もBCリーグの公式戦(5月24日=新潟対富山、8月14日=新潟対福島)やイースタン・リーグ公式戦(6月21日=
西武対
巨人)が予定されている。
南魚沼市の井口一郎市長は「地方都市で独自にネーミングライツを導入しているところは少なく、締結できたことは大きな希望になります。『ベーマガ』の名前は浸透度が高く、全国的に知られているので市民も喜ぶのではないでしょうか。古くから縁のあったベースボール・マガジン社と共同で地方創成に取り組んでいきたい」と語り、ベースボール・マガジン社の池田哲雄社長は「大原運動公園を一つの情報発信メディアとして活用したい。東京から指導者を呼び、子どもやシニアを対象とした野球教室なども考えています。指定管理者のBMS南魚沼スポーツコミュニティとともに各種ソフトの提供を行って、地元の人と手を携えて、喜んでいただける企画を行っていきたい」と語った。
大原運動公園 ※交通のご案内
◆JR上越線「石打駅」
[徒歩]東へ3.4㎞
[タクシー]約6分
◆JR上越新幹線「越後湯沢駅」
[タクシー]約18分
◆関越自動車道塩沢石打ICから1.3㎞(3分)