12球団の新人自主トレがいよいよ始動した。もちろん、まだまだ小手調べ、体慣らしの段階だが、さすがの動きを見せる選手、やや調整不足の選手とさまざま。果たして、一気にスターダムに駆け上がる選手は出てくるのか。 ソフトバンク・ドライチ純平、初日リタイア
1月9日にスタートした
ソフトバンクの新人合同自主トレでは、ドラフト1位の
高橋純平(県岐阜商高)にアクシデントが生じた。
約2時間の練習を締めくくる200メートルx10本のダッシュで左すねに張りを訴え、6本を走り終えたところでリタイアとなった。
「思ったよりもきつくて、2本目に痛みが出た。悔しいですね」

最後のランメニューでリタイアした高橋だったが、キャッチボールでは非凡な球筋を披露した
昨夏を棒に振った、左大腿裏肉離れの影響から下半身に張りが出やすくなっており、「無理しない程度にやります」と慎重に状態を見極めていく。
それでも、ボールを握れば非凡な能力を見せつけた。キャッチボール相手を務めた
小澤怜史(日大三島高・2位)は、「回転がきれいで手が痛かった」と驚きの表情。工藤監督の現役時代の背番号47を引き継いだ期待の新人がマイペースに走りだした。
ヤクルト・アピール合戦開始!
カラッと晴れた1月9日の戸田球場で、新人合同自主トレ初日が行われ、ルーキーたちはキャッチボールやノック、200メートル10本のインターバル走などをこなした。
即戦力として期待が高い
原樹理(東洋大・1位)は充実した表情で汗をぬぐい、「1日1日しっかりやっていきたい」と一軍キャンプを見据えた。

「10年日記」持参で入寮したのも話題となった原
「はい!晃大朗です!」とノックでひときわ大きな声を出していたのは
山崎晃大朗(日大・5位)だ。
真中満監督が背負った背番号31の継承者は「タイムランで最初と最後に高校生に負けたのが悔しい」と初日から全力でアピール。練習中は首脳陣、報道陣、ファンが多く集まっていたこともあり選手たちは「緊張しました」と初々しく語り、プロ野球選手としての第一歩を踏み出した。

「背番号に恥じない選手になりたい」と語っていた山崎(右)
巨人・初日からみっちり7時間ハードトレ

巨人監督では異例の初日視察に訪れた高橋新監督(右)は「元気いっぱいだね」と笑顔
朝9時50分に始まった新人合同自主トレ初日(1月8日、ジャイアンツ球場)は、午後5時までと、7時間に及ぶ異例のハードトレで幕を開けた。
高橋由伸新監督以下、一~三軍首脳陣が見守る中で、さっそくアピールに成功したのが
桜井俊貴(立命大・1位)だ。
例えばハードルをまたぐエクササイズでは・・・
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