770得点、211本塁打、打率.280
リーグトップの破壊力

▲打点王(132打点)に輝いた中村紀洋。そのバットで何度も勝利を呼び込んだ
打って、打って、打ちまくる豪快な野球で、2年連続最下位だったチームがペナントを制した。チーム打率、得点、本塁打すべてリーグトップの猛打で、リーグ最多の745失点のぜい弱な投手陣をカバーした。中心になったのは本塁打王となった三番・ローズと打点王に輝いた四番・中村紀洋。2人で101本塁打、263打点とすさまじい数字を残した。その周りを固めた選手たちも、一発のある強打者が並んだ。五番の
礒部公一はリーグトップの得点圏打率.417を記録し、六番には満塁弾3本を含む26本塁打の
吉岡雄二。一番の
大村直之も16本塁打を放っており、相手にとっては気を抜くことができない、強烈な打線だった。

▲64年に王貞治が放った55本塁打に並び、リーグMVPを獲得したT.ローズ
投手陣では
前川勝彦がチーム最多の12勝。しかし、防御率5.89と安定感を欠き、ファーム落ちも経験した。そんな中、球団がシーズン中に動く。5月に獲得した
バーグマンが10勝を挙げ、6月後半にトレードで加入した
三澤興一がリリーフながらも7勝。26セーブを記録した守護神の
大塚晶文でさえも、防御率は4.02という状態だった。高卒2年目の
岩隈久志が後半戦に活躍して1完封を含む4勝を記録したのも、大きかった。
ペナントレースは終盤までもつれた。9月5日の時点で・・・
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