新たな頭脳注入で得点力アップ。救援陣に新サンフレッチェ
2015年、
ソフトバンクに次ぐチーム打率.263、136本塁打、631得点をマークした打線の陣容は脇谷が抜け、左キラーの竹原の加入以外はほぼ変わりはない。レギュラーが固まっていない右翼は木村、斉藤、坂田らが争い、そして遊撃は金子侑、外崎、永江、水口らがその座をつかみにいく。空いている穴がしっかりと埋まれば、さらに打線は強固になるだろう。
何よりも打線レベルアップのカギを握るのは新加入の橋上ヘッドコーチだ。
ヤクルトでの現役時代は野村監督の下でID野球を学び、
楽天、
巨人でコーチとして腕を振るった。リーグ最悪の1194三振を喫した打線に“頭脳”を注入し、戦略面がより洗練されればソフトバンク以上の強力打線になる可能性を秘めている。
また、秋季キャンプから森が本格的に捕手の練習に取り組んでいる。球界でも稀有な強打の捕手として、大きく羽ばたかせるのも球団の使命の一つだ。
先発陣は競争が激しさを増す。エースの岸は盤石だが、それに続く牧田、十亀、菊池、野上、高橋光、郭、誠、さらに新外国人の
バンヘッケン、新人の多和田らで先発枠を争っていくことになるが、いずれにせよリーグでも屈指の先発陣を組めるかもしれない。
中継ぎ陣には台湾出身の新外国人C.C.リーが米球界から加わった。MAX155キロ右腕が額面どおり力を発揮すれば15年の最優秀中継ぎ投手の増田、高橋朋とともに勝利の方程式を組める。田邊監督は90年代黄金期の救援陣、鹿取、潮崎、杉山のいわゆる「サンフレッチェ」をイメージ。「9回だけは固定して、前の2人をどう使うか」。もしかしたら、クローザーの座は高橋朋ではない可能性もある。

C.C.リー
ただ・・・
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