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シーズン成績:146試合 87勝54敗5分 勝率.617/監督:落合博満

投打に圧倒的な強さを発揮した“オレ竜”が完全優勝


▲ベンチから指示を出す落合監督とシーズンMVPの福留[右]



 落合博満監督が率いた2004年から11年までリーグ優勝4回、日本シリーズ4回出場で日本一1回と、黄金期を築いた。強さが際立っていたのが06年で、8月12日に早くもマジック40が点灯した。阪神の追い上げに遭うが、山本昌が9月16日の直接対決で史上最年長ノーヒットノーランを達成。チームを勢いに乗せ、6月途中から最後まで首位を守り通した。

 首位打者とMVPを獲得した福留孝介と、本塁打、打点の2冠のT.ウッズが打の中心だが、ベースは1点を守り勝つ野球。川上憲伸、山本昌、朝倉健太の先発陣を軸に、守護神の岩瀬仁紀につなぎ、セの全5球団に勝ち越す完全優勝を果たした。

[打順]
1.(二)荒木雅博
2.(遊)井端弘和
3.(中)福留孝介
4.(一)T.ウッズ
5.(三)森野将彦
6.(左)アレックス
7.(右)井上一樹
8.(捕)谷繁元信
9.(投)川上憲伸

[主な投手陣]
川上憲伸
朝倉健太
山本昌
岩瀬仁紀

【投票者&コメント】
川本良平 (ロッテ)[2004〜2011年] 守り勝つ野球の象徴だと思う。先発が良くて、抑えにも岩瀬さん。荒木、井端さんの守備も固かったしね
古谷拓哉 (ロッテ)[2004〜2011年] 投手陣がしっかり抑えて、バックもしっかり守って少ない点数でも守り勝てるという印象があります
森岡良介 (ヤクルト)[2004〜2011年] 投手、打線ともに素晴らしく、センターラインがしっかりしていた。チームがいつもピリっと引き締まっていた
大竹寛 (巨人)[2006年] 打線は荒木さん、井端さんにウッズ、アレックス、福留さんと強力。憲伸さんがいて・・・

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