六甲おろしが響き渡り、日本中に阪神フィーバー

▲三冠王でリーグMVP、日本シリーズでもMVPに輝いたバース。翌86年も2年連続三冠王に
開幕前の下馬評は高くなかった。前年を4位で終え、監督は
安藤統男から2期目となる
吉田義男に交代。打線はいいが、投手陣のコマ不足が深刻だったのだ。しかし、開幕から勢いよく飛び出す。
広島との開幕2連戦を1勝1敗で終えると、続く
巨人との3連戦に3連勝。特に、第2戦では伝説となっているバース、
掛布雅之、
岡田彰布の“バックスクリーン3連発”が飛び出した。その後1敗を挟んで5連勝で首位に立ち、ファンの期待も大きく膨らんだ。

▲キャリアハイとなる108打点をマークした掛布。この年まで5年連続130試合出場とフル稼働
ただ・・・
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