昨春の甲子園メンバーから漏れた悔しさが今夏の飛躍に

高い身体能力を生かしたプレーはスカウトからも高評価を受ける
あこがれの甲子園の舞台に、ようやく立てる。関東一の
オコエ瑠偉は「(予選では)チームに貢献できた試合とできなかった試合があった。甲子園では自分が引っ張って優勝します」と力強く宣言した。
昨春のセンバツにチームは出場したが、自身は「ギリギリで」メンバーから漏れた。アルプススタンドから声援を送りながら「何が自分に足りないか」を考え抜いた。出した結論は「走塁を極める」ことだった。50メートルは5秒5の俊足だが、「盗塁だけではなく、ベースランニングの練習に力を入れた」と振り返る。
その成果が出たのは、東東京大会決勝の舞台だった。4回の第2打席。中前打を放つと、迷うことなく二塁を奪った。「外野手が深く守っていたので」と、してやったりの好走塁・・・
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